2023/6/4から6/11まで約3年半ぶりに台湾渡航した際に確認した旅行情報のまとめというか、暫定的に書き出した記事。
2024/2/21追記:
2024年2月台湾現地情報、確認情報
https://blog.cytn.info/2024/02/taiwan-info-202402.html
※思い出したことがあれば随時加筆予定
※あくまで筆者がその時に観測した事象や情報なので明日には変わっていたり、その時偶然そうだっただけの可能性がある
入出国
アフリカ豚コレラの検疫
日本は非汚染地域なので飛行機から降りた後、ターミナル入口で検疫免除札的なカードを渡されるので、検疫ゲートを超えた辺りにある回収箱にカードを入れる。
桃園機場の非洲豬瘟(アフリカ豚コレラ)対策
https://blog.chiyatani.net/2019/09/taiwan-airport-tyapasf.html
※2019年9月時点の様子、これとほぼ変わりなし
通信
SIMカード
市中の中華電信の店舗では6ヶ月で延長可能タイプのプリペイドSIMの加入は断られた。
そのため現状容易に入可能なのは台灣之星(T-Ster)のみとなる。
一応台灣大哥大と台灣之星は合併の話が進んでいるので、将来台灣大哥大のSIMとして利用できる可能性はある。
但し、最低でも1600元(60日間使い放題)からの高額プランのみ延長可能なのが難点。
台灣之星の市中店舗で数百元のプランでリチャージ可能なSIMが入手可能かどうかは不明。
↑中華電信及び台灣之星のSIMプラン
↑台湾大哥大のSIMプラン
↑遠傳電信のSIMプラン
※亞太電信は制限区域内にしか販売場がないため未確認
また、上記の写真通り桃園機場で販売されているSIMカードは計日型のみとなっているため、あまり通信を行わない場合に割安にできた計量型プラン(例:3GB、60日有効)の提供がなくなっている。
このことから、円安が進んでいることもあり(渡航時4.5-4.6JPY/1NTD)、データ通信に限れば台湾現地SIM以外でも割安な通信手段も増えてきたこともあり、YouBikeの会員登録をしたいなど台湾の電話番号が必要というのでなければ台湾現地SIM以外にも目を向けたほうがいいのかもしれない。
台湾大哥大のオンライントップアップ
日本発行のクレジットカードは決済を受け付けなくなっておりエラーが表示される。
台湾発行のクレジットカードしか受け付けなくなっている可能性が高い。
筆者は従来どおり便利商店でバウチャーを発券してから電話の音声ガイダンスからリチャージを行った。
交通
コンタクトレス決済によるMRT乗降
Revolutの物理カードとApplePay(ANA-JCB紐付け)で確認。
桃園捷運は現地時間で日付を跨いだ数分後にRevolutの残高が引き落とされた。
↑桃園捷運でRevolutのコンタクトレス決済で乗降した際の挙動
翌日1:00過ぎに決済確定が飛んできている
↑高雄捷運でRevolutのコンタクトレス決済で乗降した際の挙動
これはほぼリアルタイムで決済が行われている
台鐵の券売機
新型券売機に置き換えられる形で近郊区間券売機はほぼ駆逐された模様。
MV券売機がなかった小さい有人駅でも新型券売機が1、2台設置されている。
ちなみに新型券売機は悠遊卡・一卡通・愛金卡に加値(リチャージ)が可能だが、最低額が100元以上となっている。
硬貨は利用可能で100元単位との表記はなかったので、35元とかは不可だが103元とかは可能かと思われる。
↑永康車站(台南市)の駅窓口、近郊区間用券売機が置き換えられた例
裏手に車椅子用の背の低い券売機がもう一台追加で設置されていた
YouBike
筆者の場合、YouBike1.0に登録した電話番号で2.0に新規登録しようとしたら「この電話番号は利用できない」的なエラーメッセージが表示され、そのままログインを試したら入れた。最終利用日から3年半程度ではアカウントは消えていない。
そして悠遊卡と一卡通を紐付けていたが、一卡通のみ紐付け状態になっていた。
悠遊卡は最終利用日がいつか解らないくらい利用していなかったので自動的に解除されたのだろうか。
それとも直近で利用していたカード1種のみ引き継がれたのかは不明。
実際のところYouBike1.0は引き続きその一卡通で利用できた。
YouBike2.0は悠遊卡・一卡通・クレジットカード(QRコード読み取り方式)のうち5枚まで登録可能な模様。
また、YouBike1.0登録済み状態でYouBike2.0に一度もログインせずに2.0が利用できるかどうかは不明。
YouBikeの料金
会員登録がされている場合は最初の30分間は無料もしくは半額になる。
無料の地域→台中市、台南市、屏東縣
半額の地域→台北市、新竹縣、高雄市、桃園市(1.0)
新北市、新竹市、竹科、苗栗縣、嘉義市は未検証
YouBikeのWebサイト
※現在はアクセス制限は解除された模様
先日のサーバー攻撃があった辺りから日本の通信回線からのアクセスは弾かれるようになった。
台湾の現地回線からは問題なくアクセス可能で、OpenVPNの台湾サーバー経由でもアクセスはできたので、台湾国外からのアクセスを弾いている可能性が高い。
アプリは国外からも利用は可能だが、料金表など一部表示できないものがある。
ちなみに2.0のアプリのカードリストから利用履歴が表示可能だが、直近から10件までの模様。
桃園機場発着バス
コロナ前までは第一ターミナルの統聯客運のカウンターは24時間営業だったが、深夜早朝帯は閉まるようになってしまい、中壢服務區乗り継ぎの場合は電話が必要な状況に戻ってしまった模様。
↑午前5時頃のカウンターの様子、23:00-6:00はカウンターを閉めるとのこと
観光施設
虹彩眷村
↑よく見ると損壊部分を隠している部分が結構ある(裁判の証拠資料保存のためらしい)
2023/6/30まで試験開放期間の模様で開放時間は9:00-18:00の模様
※様子は後日別記事をアップする予定
修繕で閉鎖されていた彩虹村(彩虹眷村)、2023/6/1よりプレオープン
https://cytn-info.blogspot.com/2023/06/202361.html
※参考記事
その他
両替機
全てのエリアを細かく調査した訳ではないが、少なくとも桃園機場内の旅客ターミナルの目に付く箇所の両替機は撤去済み。
台鐵も券売機リプレースで紙幣の釣り銭対応が可能になり不要になったため撤去。
現状確認できたのは台北捷運の駅(これも減っているような気がする)と、高鐵の駅のみ。
↑2019/9時点、桃園機場第一ターミナル1Fバスカウンター付近の券売機群
↑2023/6現在、同じ地点かどうかだったかは忘却の彼方…
商品物価
コロナ前(2019/9下旬)頃から大半のものは変わらず、上がっていても微増程度。
生鮮食品は元から変動があるため不明。
夜市の価格も体感上がっている感じはない。
但し茶葉蛋は13元と大幅に上がっていた(2019/9時点では10元だった)
街中のマスク着用状況
現状行政からは「マスクの着用を推奨」とはなってはいるが、台北市内でも高雄市内でも着用率は7割くらいはあるように見える。
着用していない世代が特に偏っている印象はない。30から40代辺りは高めかなという程度。
バイクに乗っていても結構着用している。
食べ歩き前提の夜市は流石に外していることは多いがそれでも半分くらいの人は着用しているように見える。
直近まで公共交通機関内では着用が義務付けられていたためか、駅やバスターミナルにはマスクの自動販売機があちこちに設置してある。
ただ、今の時期の台湾は高温多湿で高性能なマスクでない限り息苦しくなり、マスクが汗をどんどん吸っていくため、無理に周りに合わせて着用するのはやめた方が良いと感じた。
実際筆者は空調の効いている公共交通機関と店舗や施設内では着用していたが、日中の屋外では流石に外していた。
現地の台湾人があの状況下でマスクを着用できているのは慣れなのだろうか…
宿泊費用相場
ドミトリーでも台北はかなり高い。
台中、台南、高雄は以前とそこまで変わらない感じ(なお円安)
ただ350元以下は平日でもかなり少なくなり、300元以下は滅多に見なくなった(あっても低評価気味だったり、設備衛生面がヤバそう)。
誠品信義店での夜明かし
上記の通り週六(土)→週日(日)の台北の宿泊料金は、翌日の午前中前半に空港へ向かうにはドミトリーでもちょっと出せる料金ではなかったので夜明かしを決行。
eslite誠品 | 營業據點
https://www.eslitecorp.com/eslite/index.jsp?site_id=eslite_tw&func_id=931821c115&branch_type=type_12
3Fの書籍、音楽、食品のフロアは24時間営業、3Fエレベーター前のロッカーも24時間利用可能(10元/1時間)。
週六→週日と人が多そうな日ではあったがそこまで人は多くない感じではあった。
その際に読んでいて面白いと思った本↓
電玩遊戲進化史: 從桌遊、RPG、任天堂到VR, 回味玩心設計大躍進的魅力指南
(圖解漫畫版)
https://www.eslite.com/product/1001196282682380865004
博客來(本文サンプルあり)→https://www.books.com.tw/products/0010956573
茶味裡的隱知識: 風味裡隱含的物質之謎與台灣茶故事, 我的10年學茶筆記
https://www.eslite.com/product/1001243232742895
博客來(本文サンプルあり)→https://www.books.com.tw/products/0010813504
チェーン店におけるクレジットカード、電子決済利用可否
※筆者が利用した店舗のみ
7-ELEVEN
クレジットのコンタクトレス決済は利用可能(接触ICチップ決済については不明)
全家(Family Mart)
相変わらず海外発行のクレジットは利用不可
萊爾富(Hi-Life)
元からクレジット決済対応
家樂福
元からクレジット決済対応
全聯福利中心
相変わらず海外発行のクレジットは利用不可
小北百貨
元からクレジット決済対応
光南大批發
クレジットは利用不可
金玉堂文具
クレジット決済対応
コインロッカー料金
小サイズは30元/3時間がほぼ主流に。ものによっては10元/1時間というものも。
↑捷運西門站のロッカー
台北轉運站や京站内では一部20元/3時間というものを確認。
台北車站2Fの微風廣場などにあるオレンジ色のロッカー(OWLocker、https://owlocker.com/)は利用時間によって加算料金が変化する。
クレジットのコンタクトレスや電子決済に対応。
また、高雄捷運の駅にあるものは以前は小サイズ50元/日だったが、30元/4時間のものに変わっていた。
↑高雄捷運のコインロッカー
2023/9/30:全体的に微修正、関連項目追加
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