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2020/05/24

台湾の手紙の書き方リンク

「信函 緘 啟 site:edu.tw」とか「信函 緘 啟 site:gov.tw」とか「信函 緘 啟 site:com.tw」でググって出てきたやつ。

宛名は(名前)+(敬称or役職)+「啟」

差出人は名前の後ろに「緘」を付ける。

年上・年下・師弟とかで細かく違ってくるようだけど、外国人がやり取りする分にはこれで問題ないだろう。
宛名に関しては一番上の中華郵政のやつが一番わかりやすいか

台湾の地図(紙面作成向け)

同人誌作成などで台湾の地図資料が必要な場合のリンク集的なもの。
商用利用や加工ありでも申請不要なものを列挙。

2020/05/10

台湾の旅行情報の探し方

台湾の旅行情報はちょっと詳しい情報を調べるとなると、日本語の情報は肝心な情報がなかったり当てにならないものが多く、台湾側の日本語ページも翻訳がおかしかったり、情報が古かったり欠落していることが少なくありません。

そのため、効率的に情報を収集する場合は現地の繁體中文の文献を漁ることになるかと思います。

というわけで、自分流のWeb上の繁体中文媒体の調べ方をご紹介。
ただし、同じ繁体中文と言えども香港や澳門の情報までこの手法が通用するかは保証しません。

2020/05/05

台湾書籍紹介#02:每日精選中日辭典

台湾現地で購入した書籍を紹介するシリーズです。

日本語→中国語辞典を紹介したのであれば、中国語→日本語辞典も紹介せねばなりませんね。


書名:每日精選中日辭典
作者:杉本達夫・牧田英二・古屋昭弘
出版社:大新書局
発行日:2009/11/01
価格:580元
ISBN-10:957-8279-55-8
ISBN-13:978-957-8279-55-1
購入場所:誠品書店のどっかの店舗(多分台北の敦南店か高雄大遠百店)


「デイリーコンサイス」というブランドの通り、三省堂が出版している辞典のライセンスを取得して発行しているようです。
なので、内容的には日本で出版された中日辞典の台湾ローカライズ版といったところでしょう。

この辞書は基本的にピン音(中国語版ローマ字)基準なので、自体こそ繁體中文でも内容は簡体字中国語基準、要は中国大陸で使われている中国語を基準にして作成されているように感じます。
と言っても台湾で意味が伝わらないといったことはないでしょうが(台湾で一般的に流通している辞書ですし)

ところで、調べたい中国語の単語があっても、その単語に辿り着く必要があります。
いくつか方法はありますが、まずは先頭の漢字に辿り着かないことには話は始まりません。

使い方としては日本語の漢和辞典の使い方のイメージが近いかもしれません。

この辞書は索引の種類が多いです。
「1.繁體注音府號索引」と「5.簡體總筆劃索引」は中国語翻訳目的で使う機会はないと思うので取り上げません。

まずは総画索引。
日本で習う漢字、新字体と同一の漢字でも書き方が異なる場合があるので、無かったら前後の画数も確認した方がいいでしょう。

羅馬字(ローマ字)からの索引。
いわゆるピン音で、アルファベット表記です。

簡体字の部首索引。
繁體字の部首も併記されているので部首索引として使えます。

 

やはりこの辞書も簡体字の辞典を元に作られているようです。

中国語→日本語辞典を選ぶ際は、まず索引の使い勝手をよく確認した方がいいでしょう。

また、この辞典のようにピン音基準のものは中国大陸向けのものを繁體中文にローカライズしたものが多いので、
台湾で使われている単語や言い回しを厳密に調べたい用途の場合は注意が必要でしょう。

関連リンク

大新出版集團::每日精選中日辭典
https://www.dahhsin.com.tw/bookIntro.php?lv01_type=Dictionary-02&prd_id=D040

台湾オンライン書店、台湾→日本への発送情報まとめ
https://chiyatani.net/tw_online_book_shop/

オンライン販売先一覧

誠品網路書店
http://www.eslite.com/product.aspx?pgid=1001199871352569

金石堂網路書店
https://www.kingstone.com.tw/basic/2018030353889
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博客來
https://www.books.com.tw/products/0010143393

その他
https://pickbooks.com.tw/search/9789578279551


2022/5/5:旅行記ブログ(https://chiyatani.net/tw_book_introduction_02/)より移転

台湾書籍紹介#01:詳解日漢辭典

台湾現地で購入した書籍を紹介するシリーズです。

第一弾はこちら


書名:詳解日漢辭典
作者:吳之榮, 周蘊石, 李孫華
出版社:大新書局
発行日:2009/11/01
価格:680元
ISBN-10:957-8279-45-0
ISBN-13:978-957-8279-45-2
購入場所:誠品書店のどっかの店舗(多分台北の敦南店か高雄大遠百店)


日本語→台灣繁體中文の辞典です。
台湾ではこのタイプの辞典を「日漢辭典」「日華辭典」などと呼ぶようです。

繁體字の辞典は日本国内での入手が難しい上に、需要が少ないため非常に高額です。
なので、現地発行の辞書で代用できないかと大きい書店で数時間かけて物色して選び抜いたのがこれです。

日漢辭典は各社から非常に多くの種類が出版されているので、台湾現地の書店に行く機会があれば自分に合いそうなものをじっくり物色してみるものよいでしょう。

日本語の説明もあるので、日本語の国語辞典としてもある程度使えます。

見出しには半円状の切れ込みが入っており、さらに目立つようにシールが貼り付けてあります(使い込むと剥がれそう…)

収録語数はそこそこ程度ですが、入門用としては最適でしょう。
中文に慣れてくれば日漢辭典に頼る頻度は減りますし…

ちなみに、今回取り上げているのは2009年改訂版で、緑色の表紙の2002年版もまだ流通している模様。
どうやらISBNは改訂版・旧版共に同一のようで、オンラインで購入する場合はどちらが送られてくるのか不明なため問い合わせた方が良いかもしれません。

ちなみに台湾の書籍は日本のように再販制度が存在しないため、旧版が延々と一次流通にいたり、販売店による割引販売も少なくありません。

-----追記(2020/4/18)

次の記事を書く際に出版社のサイトを見ていたら気になる項目が…

この辞典、もしかして北京の出版社のローカライズ版なのでしょうか。
そうなると「台湾で使われている中国語」を調べる用途には適さないかもしれません。

台湾、香港/澳門、中国大陸ではそれぞれの地域で単語の使い方や言い回しが結構変わってきます。
イギリスとアメリカの英語が違うといった感じで。

関連リンク

大新出版集團::修訂新版 詳解日漢辭典
https://www.dahhsin.com.tw/bookIntro.php?lv01_type=Dictionary-01&prd_id=D076

台湾オンライン書店、台湾→日本への発送情報まとめ
https://chiyatani.net/tw_online_book_shop/

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誠品網路書店
http://www.eslite.com/product.aspx?pgid=1001199871322239
※記事執筆時在庫なし

金石堂網路書店
https://www.kingstone.com.tw/basic/2028030391736

三民網路書店
https://www.sanmin.com.tw/product/index/000379018

博客來
https://www.books.com.tw/products/0010202773

その他
https://pickbooks.com.tw/search/9789578279452


2022/5/5:旅行記ブログ(https://chiyatani.net/tw_book_introduction_01/)より移転

台湾の災害情報の調べ方

2018年2月6日に発生した花蓮震災では日本からも多くの注目を集めましたが、それと同時に出所不明の情報やデマも多く出回りました。
この記事では正確な情報を得るための手段を紹介します。

ただし後述の通り、多少の語学力が要求される点はご了承ください。

語学力が低い人向け、中国語の案内・注意書きの作り方

海外旅行先で妙な日本語POPや案内を見かけることは少なくありませんが、逆に日本で見かける妙な中国語や英語の案内や注意書きも、(最近はやや落ち着きつつあるものの)インバウンド需要によって急増しています。

英語は”一応”義務教育でも学ぶためか、壊滅的に酷いものはそこまで見かけませんが、中国語に関しては大学で専攻や科目選択でもしない限り触れる機会すらまずないので、意味すら伝わるのか怪しい漢字の文章がそこかしこで氾濫しています。

しかし、案内文や注意書きを書くだけなのに駅前留学すらやってられないというのが実状でしょう。
というわけで、本ページでは案内文や注意書きを書くのに必要なレベルの「手法」を説明していきます。
手法なので、応用すれば中国語以外にも応用可能だと思います。

なお、本ページを利用するにあたっては最低限以下の能力などが必要となります。

  • 中学1年生程度の英語レベル(外国語知識という意味で)
  • 検索サイトを使いこなせるリテラシー
  • 外国語に拒否反応を示さない

ちなみに英語に関しては機械翻訳などで何とかなると思うので本ページでは扱いません。
同様に日本語←→韓国語についても、案内・注意書き程度あれば機械翻訳レベルでも意味が伝わる程度の精度は得られるので扱いません。

日本と台湾の携帯端末における緊急情報の受信について

※この記事はスマートフォン等で利用することを想定しています。詳細な技術仕様などが知りたい方などはリンクを辿る等各自で何とかして下さい。

全般

セルブロードキャスト(Cell Broadcast、CBS)自体はGSMやW-CDMA(UMTS)を利用した一斉情報配信サービスで、基地局側から端末側への応答を待たずに一方的にメッセージを送りつけることができるため、帯域への負荷がほぼないので不特定多数に情報をばら撒きたい時に適したシステムです。
緊急地震速報などはこのシステムを利用したものです。

なお、この手の緊急情報配信システムは国や地域によって呼称がバラバラです

例:
アメリカ:CMAS(Commercial Mobile Alert Servic)
オランダ:Netherlands Announcements
チリ:LatAlert
日本:ETWS(Earthquake & Tsunami Warning System)
台湾:CMAS、PWS(Public Warning System)

緊急通知 - Windows 10 hardware dev
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn757560%28v=vs.85%29.aspx?f=255&MSPPError=-2147217396

Emergency Alert System - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Emergency_Alert_System